飛龍の拳S ゴールデンファイター

 





 
  龍戦士 龍飛 ミンミン ワイラー ハヤト しょうりゅう  
 
 

 
  さわむら レオ ジェイク ウィリー さなだ ゼブラ  
 

 





 
  アイアンジェイソン グリムゾン ブロードウェイジョン アースクエイカー  
 

飛龍の拳S ゴールデンファイター

カルチャーブレーン

92年7月1日

12メガ

80年代にアーケードやファミコンで大ヒットした飛龍の拳シリーズの続編が92年に初の16ビット版としてスーパーファミコンで発売された。だが、格闘ゲームの歴史を塗り替えたストリートファイターⅡの一月後の発売となったため、ストⅡの「陰に埋もれた」というより、むしろストⅡの築き上げた格闘ゲームの新しい基準についていけなかったのである。一応売りとしては1対1の格闘モードと奥行きのないアクションモードがあり、1本のゲームで2度おいしいということらしい。そして過去のシリーズで好評だった心眼システムを取り入れエキスパートモードと称して、プレイヤーの体にランダムで浮き出る丸いマークが浮かんだら、そこを攻撃して自分に浮かんだら上中下で防御するという何が面白くて、どこがエキスパートなのかさっぱりわからないモードも搭載。そして更に格闘が苦手な人のためにアニメーションモードと呼ばれるボス戦のみRPGのようなコマンド選択式で闘うモードも搭載。と、色々サービス精神に気を配っていたが、肝心のファイティングモードと呼ばれる格闘タイプのモードはパンチ、キック、ジャンプボタンの3つで行われ、通常技が少ない、当たり判定が変、動きが重い、コマンドが良くも悪くも+PKや+PKとかで、しかもほとんど役に立たない、CPUは何故か超必殺技をいつでも使い放題などとにかく理不尽だらけ。グラフィックは当時としては結構綺麗な方なのだが、そう思うのは雑誌などで静止画を見たときだけで、実際動き出すとカクカクで明らかにフレーム数の少なさが目立つ。ストーリーモードでは容量の都合でミンミンだけ龍戦士に変身した姿が使えなかったり、ほとんどの敵キャラが色違いや頭の挿げ替えだったりと、とても同時期に大ブレイクを巻き起こしたストⅡに着いて行ける出来ではなかった。ゲーム中のBGMやキャラデザイン等はそこそこカッコ良いものの、主人公はジャンプするたびに「ホリャ!」と叫ぶ不思議なやつであるこの他にも不思議な掛け声が多彩

・サウンドテスト
 ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「ひりゅうのけん」と入力する。
・ボス戦対決モード
 
ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「たいけつ」と入力する。(ただし自動的にエキスパートモードになる)
・ステージ4からスタート
 ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「いいいい いいいい」と3回続けて入力する。
 (3回目を「みんみん」に変えることで聖水を99個装備した状態で始まる)
 他のステージからはじめるパスワードも存在するが、何故か勝手にエキスパートモードになってしまうので省略
何故かステージ4だけは格闘モード
・エンディングを見る
 
ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「はりけえんきっく」と入力する。

 

 飛龍の拳S ハイパーバージョン

カルチャーブレーン

92年1月11日

12メガ

ゴールデンファイターが発売されてわずか3ヶ月でグレードアップ版のハイパーバージョンがいつのまにか発売されていた。前作が不評だったのかファン達の要望が多かったのかはわからないが今回かなりゲームスピードが早くなっており、背景の配色もストⅡダッシュのように変更されている。そして前回ではパスワードを入れないと遊べなかったボス戦対決モードが今度はバトルモードとして追加された。最大の変更点はやはり全体的なスピードアップとダメージの量が大幅に上がったことで今回超必殺技である飛龍の拳がしゃがんでもかわせなくなっているのだが全体的な攻撃力アップのため相も変わらず超技が無制限に使いまくれるCPUが相手だとシャレにならない。しかしまるで勝ち目がないわけではなく、今回は通常の飛び蹴りを放つ際に脚を常に伸ばしきったままの状態でいるため、飛び蹴りを連発しているだけで楽勝だったりする前回も蹴りのタイミングさえ合わせればそれだけで楽勝だったけど。この他にも龍戦士に変身した時の戦闘も色々調整されているのだが、前回ではひたすら防御しまくって相手の法力を防ぎながら自分のゲージを上げて法力で反撃というパターンよりも、むしろ攻めて攻めて攻めまくった者の方が有利になった防御重視だと飛龍の拳を連発されて一瞬でゲームオーバー。なおこの翌年に発売された海外版ではスピードがさらに上がっており、背景の配色が再び前作のものに戻っていて、敵キャラの種類が増えたりと更なるグレードアップがされているものの、肝心のキャラクター達が変に濃いアメコミチックな人々達に変更されてしまっている。詳しくはこちらを。

・サウンドテスト
 ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「ひりゅうのけん」と入力する。
・ステージ4からスタート(前作同様、格闘モードで遊べるパスワードはステージ4のみ)
 ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「いいいい いいいい」と3回続けて入力する。
 (3回目を「みんみん」に変えることで聖水を99個装備した状態で始まる)
・エンディングを見る
 
ストーリーモードの
ふっかつのおうぎを選び、パスワードを「はりけえんきっく」と入力する。

SD飛龍の拳







龍飛 ハヤト ミンミン ワイラー 昇竜 草薙 鉄雄 イダルゴ・ウルカ ダディー&ジェニファー
 
 
   

 


 

   
 
  アルバート・
ローズマン
  アースクエイカー   舞の花 小太郎   SNB・RAIMA   紅 夕華   ランディ・パワーズ   スザク  
 

SD飛龍の拳

カルチャーブレーン

94年月17日

メガ

キャラクターがSDであることの必要性がまったくわからないがあるとすればグラフィックの容量節約?)、後にゲームボーイカラーやN64などで発売されたSD飛龍の拳シリーズの第1作となったゲーム。さすがに今回は従来の格闘ゲームっぽい作りになっているものの、やはり動きがカクカクでこの辺からカルチャーブレーンの出すゲームは必ず動きがカクカクという定評ができてしまった。半年後に同エンジンを流用して作られた『スーパーチャイニーズファイター』ではカクカクがそこそこ改善され、後に『飛龍の拳プロ』というタイトルの新作も発表されたが、結局発売されずにお蔵入りとなった。